「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」
びじゅチューンで「レーサーはゴーギャン」というアニメーションになった、この作品。
作者の井上涼さんは、「ゴーギャンは同じところをぐるぐるしている」と思い、この作品を、
「F1の到着を待つピットクルー」に見立てました。
なんて慧眼なんでしょう。
私はこの絵を見ると「輪廻」とか「生老病死」、「諸行無常」といった仏教の教えが頭をめぐります。
洋画の筆致を極め、題材を南国に求め、美女を書き続け、哲学的な問いまで表現するに至る。
人生の変遷を感じます。ゴーギャン、すばらしいです。
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